鹿屋市 【コラム】なぜYouTubeで動画配信しているのか(2)2023/2/25 増満自動車

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【コラム】なぜYouTubeで動画配信しているのか(2)2023/2/25

 自動車整備工場が提供する動画

【コラム】なぜYouTubeで動画配信しているのか(1)
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 分解動画を投稿し始める

トランスミッションの分解検証動画の「バズり」に味を占めた結果、さらなる分解検証動画の作成を検討し始めます。弊社所在地付近では、ゲリラ的な集中豪雨が発生すると「道路が冠水」する場所が多く存在します。冠水した道路を「迂回」したり「減速」したりせず、そのまま進入して立ち往生してしまう車両が後を絶ちません。そんな中、一台のアクアがレッカー搬送されてきました。冠水した交差点に進入してしまいエンジンがストップしてしまったようなのです。詳しい内容は上記動画を見て頂ければわかると思います。この動画の特性は「冠水路走行に対する注意喚起」です。ただの分解検証だけでなく、大きな損害リスクがあることを認識してもらう注意喚起的な側面を「初めて持たせた動画」となりました。ホラー要素の音楽をしようしたオープニングなどの自分なりの遊び心や、インパクトのあるサムネイルの絵が撮れたこともあり、この動画も100万回を超える再生を記録しました。しかし、その後は工場の人員に欠員が出てしまい、なかなか動画の撮影や製作を行う余裕がなくなってきました。YouTube活動はメインではなく、あくまで日々の仕事の中で撮影・製作を行っているので、今までもこれからも時間をいかに作り出すかという課題が付きまといます。

 注意喚起動画

そんな中、新たなスタッフが入社し3ヶ月ほどの空白期間を経て動画投稿を再開。圧送交換動画なども定期的に投稿しているなか、上記動画を作成しました。エンジンオイル交換を怠った結果、エンジンの致命的な損傷に至ったスズキのワゴンRの動画です。搭載されていたK6Aエンジンは始動時からカタカタカタッ!と壮大な音を発します。この頃は動画作成を心底楽しんでいたので、オープニングはかなり手間をかけて編集で遊んでおりニヤニヤしながら作ったのを覚えています。こちらの動画も「注意喚起動画」となっており「オイル交換を怠りつ続けるとこのようになってしまう恐れがある」という事を、分解して内部の状況を確認してもらうことで知ってもらおうという意図があります。この頃は比較的時間に余裕があったため、時間を掛けて分解・撮影・動画制作を行えました。「細部にわたる解説」「動作の説明」など「字幕」だけでなく「絵」なども使った説明を充実させました。弊社のYouTubeチャンネルに「過剰説明」という特徴を付与するチャレンジであり、それに成功するわけなのですが、のちに「製作負荷の増大」という欠点も生み出す事となりました。2023/02/24時点での再生数は230万回を超えています。

 再生数が多い理由

【注意喚起】損傷寸前!?オイル交換をサボったらエンジン内部がこんな事態に…「定期的なオイル交換が結局一番安上がり」が理解できる動画。←こちらの動画が現在もっとも再生数が多い動画となります。2023/02/24現在で288万回再生となっているのですが、なぜこんなに再生されるのでしょうか?私が個人的に重要だと感じているのは「サムネイル」です。弊社の「再生数が多い動画」に共通しているのが「インパクトのあるサムネイル」の作成に成功している点です。サムネイルは視聴ユーザーのクリック率に影響するわけなのですが、まずは動画を見てもらわないことには始まりません。クリック率が良く、動画の再生維持率が良いと「普段はそのジャンルに興味がない層」のおすすめにも表示されるようになります。そこでの成績が良いと「おすすめ表示」がどんどん拡大していき、繰り返されることで「バズる」という現象が起きているように感じます。これはYouTubeのアルゴリズムに如何に乗れるかというテクニカルな話になるのですが。クリエイター側が出来ることは限られています。「開拓されていないジャンル」であるか、「視聴者の興味をそそる内容」であるか「運」も大きく関わると思います。

 動画投稿の効果

動画投稿の当初の目的は前回のコラムでも書いたように、弊社WEBサイトに説明用に貼り付けるためのものでした。再生数や登録者数が多くなるにつれ「どこまでやれるか」というチャレンジのようになってきていました。まるで、自分のモチベーションとのチキンレースをしているかのようです。「1週間に1回は動画投稿をしよう」と決めていた時期もありましたが、「エスカレートしていく編集負担」と「こだわり過ぎ」な性格が災いし負荷が大きくなり過ぎた結果、最近は動画作成に対するモチベーションは下がり気味です。何事も楽しんでやるうちはいいのですが「義務」になったとたん「モチベーション」は落ちるものです。動画投稿をやめることはありませんが、今後の動画投稿ペースは意図的に落としていくと思います。とはいってもYouTubeへの動画投稿の効果は大きいもので、チャンネル登録者数は2023/2/25現在で11.9万人ということもあり、多くの方に「増満自動車」を認知して頂いているようです。最近では動画を見て弊社の存在を認知し、遠方にお住まいであるのにも関わらず入庫して頂けるお客様が増えてきました。九州各県ほぼご来店頂いています。中には「中古スマートキーの追加登録」のために久留米から数百キロ離れた弊社までご来店頂いた方もいらっしゃるようです。お話を聞いてみると、YouTubeで弊社の動画をいつも見て頂いているようで「どんな会社か見てみたかった」とのこと。全く知らない土地の、今まで知りえもしなかった方々に認知されご来店まで頂けているという事になります。

 「能動的情報収集」と「受動的情報収集」

WEBページのみでも認知効果はあったのですが、そこにYouTubeが加わることで、さらにブーストがかかったような状況になりました。現代の人々の大部分は、何か困ったことがあった際に「検索システム」を使って「調べる」という行為を行います。最近ではスマホの普及によって「すぐに」「どこでも」「誰でも」「簡単に」調べものを行うことができます。その検索結果に表示されることで、検索者と情報提供者のマッチングが行われていました。検索するというのは自ら積極的に求める「能動的な行為」なので、まったく興味のない情報に触れることは少なかったと思います。WEBサイト運営の限界はここにあると思います。リスティング広告などを使用した情報発信を行うことで多少補正できるところはあると思いますが、高コストな運営が必要となります。対してYouTubeの場合はどうかというと、検索による能動的な情報収集も可能ですが、今までの動画視聴履歴などから「おすすめ表示」される動画を視聴する「受動的」な情報収集が多い傾向にあると思います。もしこの「お勧め表示」の拡大、いわゆるYouTubeのアルゴリズムに乗ることができると「もともとそんなに興味が無く、能動的に検索することがなかったはずの層」の方々の目に触れる機会が発生するわけです。そういう意味では「TVCM」や「新聞折り込みチラシ」に近いかもしれません。TVCMやチラシと大きく違うのは近隣地域に限定されず、ある意味では全世界に発信されているという点と、発信者自ら作成した動画をYouTubeという無料プラットフォームを使用して情報発信しているので低コストで済む点、収益化できていれば収入を得ながら情報発信を行えるという点です。そんなYouTubeを見て新たに認知して頂いた方々の中で弊社に興味がわいた方は、能動的に「検索」を行います。そこで増満自動車のWEBサイトにたどり着いてくれます。YouTubeを始めた結果、このような流れが出来てきているように感じています。


次回に続く…

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