「早くて安い車検が良い」や「しっかり修理して欲しい」など、お客様のご要望に応じた車検を3つのプランの中からご提案致します。予約時にご希望の車検プランをお申し付けください。
平成11年式、走行距離18万キロ!当初は乗り換えを考えていたのですが…車検を受けてもう少し使用したいとのことです。大丈夫です!きちんと点検整備を行い、保守管理に気を付けて頂ければもう少し頑張ってくれると思いますよ。
車検には「保安基準」というのが定められています。
「これぐらいの性能・状態を満たしていない部品は交換しなくちゃだめですよ」
「基準をみたさないレベルの劣化部品を交換せずに車検に合格させちゃだめですよ」
「違法な改造状態のままじゃだめですよ」とかいうもろもろの基準です。
10年超え選手の軽自動車の車検時には、国が定めた「保安基準」に適合しない劣化部品を交換する必要がある場合が大半です。保安基準に適合しなくなった部位は、かならず実施しなくてはいけない「必須整備」が必要になります。
実際に点検を進めていくと車検に不適合な部位が3か所見つかりました。下から写真を交えながら説明をさせて頂きます。
【保安基準不適合①】
右前のドライブシャフトのブーツ(カバー)が破れて内部のグリースが飛び出しています。
【保安基準不適合②】
前輪のブレーキが引きずっている状態です。ブレーキを踏んでいないのにブレーキが効いている状態といえば理解しやすいでしょうか、お客様は気づいてはいらっしゃらなかったようです。ブレーキパッドの異常摩耗と燃費の悪化という副産物を生んでいたようですね。分解して内部のパッキン類の交換作業が必要です。
【保安基準不適合③】
2本のタイヤに「異常摩耗」と「激しいひび割れ」が見られました。写真のタイヤは横方向に大きなひび割れが走っています。溝の深さも保安基準の1.6㎜を下回っており、こちらも危険ですので交換が必要となりました。
【樹脂パーツとの闘い】
自動車に使用されている部品には「樹脂部品」が多く使われています。たちえば金属は錆びて朽ちない限りは半永久的に使用可能ですが、樹脂部品は経年劣化で硬くなり、やがてひび割れ、最後は割れたり切れたりしてしまいます。
【車検は樹脂パーツの交換作業】
実は車検不適合となった3つの部品はすべて樹脂部品なんです。クルマの劣化は、イコール「樹脂部品の劣化」なんですね。車検は、樹脂部品の交換をしながら愛車の使用期間の延長を行っているとも考えられます。
【きちんと整備して使用期間を延長】
今回のライフのように低年式、過走行車であってもしっかりと点検して整備をすることで、安全に使用期間の延長が可能です。
今回は預かりセーフティ車検でしっかりと整備させて頂きました。
【今回の整備内容】
①エンジンオイル・フィルター交換
②ブレーキフルード交換
③ブレーキキャリパーオーバーホール(保安基準不適合)
④キャリパーピストン交換(保安基準不適合)
⑤ブレーキパッド交換
⑥ドライブシャフトブーツ交換(保安基準不適合)
⑦タイヤ2本交換(保安基準不適合)
⑧ラジエターキャップ交換
※赤字は車検不適合部位です。
リピート割引 -1,000円
持込引取割引 -1,000円
車検料金総額 132,000円となりました。
時間のかかる整備が必要なかったり、車検不適合箇所が無い場合は「クイック60分車検」もお選び頂きます。ただし、保安基準適合のために時間のかかる整備が必要な場合や、しっかりと整備をしたい場合は「預かりセーフティ車検」が安心ですよ。
鹿児島県鹿屋市の格安車検は(有)増満自動車にお任せ下さい!安いだけではなく、丁寧な車検を実践致します。
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